クレジットカードは少ない枚数を厳選すること

クレジットカードの使い過ぎで借金地獄に陥ってしまう原因のひとつは、枚数が多すぎる点にあります。

最近はカードの審査も厳しくなって作りづらくなっているのですが、以前は結構簡単に作れたものです。 何枚も持っていれば当然支払いもかさんできますので、厳選して必要なものを残すようにしましょう。

クレジットカードの枚数を減らすメリットとは

はさみで切られたクレジットカード

クレジットカードには年会費が発生するものも多く、使わないのに持っているだけでお金が掛かってしまうこともあります。 年会費ゼロならいいですが、無駄なお金を年に数千円も支払いたくないですよね。

また、枚数が多いとどうしてもその分気が大きくなって、使い過ぎてしまいやすいのです。 1枚当たりの月々の支払いが1万円だったとしても、これが5枚なら5万円になります。 枚数が多いと支払いも増えやすく、借金地獄になるスピードも早くなってしまいます。

メインとサブで2・3枚

クレジットカードの枚数を整理するなら、まずメインのカードを1枚選びましょう。 メインの選び方はとにかく普段の使い勝手がいいものにします。 例えばよく食料品や洋服を買うショッピングセンターで使用するとポイントが多く付くカードをメインにする方法があります。

自分がクレジットカードを使うのはどんなシーンが多いのかを考えて、そのシーンで便利なカードを選ぶようにしましょう。 年会費が発生しても、トータルでお得に使えるものならメインにしておいてもいいです。

カードの比較ポイントは、以下の通りです。

  • ポイント・マイルの還元率
  • 付帯されている保険の保障内容
  • 限度額
  • 加盟店の多いブランド

それからサブのカードを選びます。 サブのカードはメインとは違う特徴があるといいです。 会員優待、割引、海外保険付帯など、ショッピング枠や金利だけではなく付加機能を十分に調べて必要なものだけ2・3枚のこしましょう。

必要のないクレジットカードは即解約

使わないカードをそのまま置いていても、なにもメリットはありません。 むしろデメリットが多いので、要らないカードは即解約してしまいましょう。

仮に年会費が発生しないカードでも、キャッシング枠が付いているカードを所持するのはあまりよくありません。 ショッピング枠とは違ってキャッシング枠は総量規制に掛かりますし、借りていなくても持っているだけで債務者扱いされてしまい、住宅ローン審査で不利になってしまいます。

また、仮にカードを落としてしまい誰かに無断使用をされたとしても、信販会社が保証をしてくれるので借金地獄とはなりませんが、その様な事態になると何かと手続きが煩雑となります。 このようなデメリットがあるので、厳選した2・3枚のカード以外は思い切って解約するのが安心です。